こいつのために・・・・

実はすっかりアクア熱が冷めてしまう事件がありました。
先回７月初めにアケボノとハタタテハゼを入海させてワクワクしていたのですが
なんと！！
１週間程度でアケボノが居なくなり、そしてその２日後にハタタテハゼも・・・
影も形も見えなくなった。
居なくなる前日まで　餌を爆喰いして元気に泳いでいたのに・・・なぜ？！
ちょっと気になってたのは　アケボノの尾びれが少し切れ目があったりしたことだけど・・・

前回のハタタテも　ある日急に居なくなった。
まさか・・・・　あいつかぁ？！

今まで見て見ぬふりをしてきた奴。。。。
岩影から　たまにハサミを出して岩についてる藻を食べていた奴。
この頃そのハサミが大きくなってきたな？って思っていた。
以前よりも　図々しく姿を見せ始めて　サワサワとライブロックを上り下りしてるのも見るようになった奴。

知らない間に湧いて出てきた　カニ！！

先日　人工海水の塩が無くなったので森羅万象さんで購入してきたのですが
店長さんと　やっぱりそいつじゃないのか？って話になりまして・・・
思い切って捕獲作戦をすることにしました。

最初は瓶の中に甘エビを入れて誘い出し作戦をしたんだけど
瓶を水槽に入れて２分もしないうちに　スカンクシュリンプが瓶の中の甘エビを持って
出てくるしまつ・・・（￣ﾛ￣lll）ノノ　ひぇ～～～!　何にもならないじゃん！

ってことで　翌日に思い切ってカニが潜んでいるであろうライブロックを持ちあげて
バケツに移動して　カニ捕獲をすることにしました。
っで　ようやく御用！！と相成ったわけです。

  
 
   
 
この瓶は　海苔の佃煮の瓶です（笑）　『ごはんですよ』よりも一回り小さな瓶です。
瓶の底を計ったら３センチでしたので　カニもそれくらいって事ですね。

こいつが鋭いハサミで魚たちの寝込みを襲ってたのは違いないと思います。
先住のニモたちはハタゴイソギンチャクのお布団で守られているし　
シリキスズメは　ニモ同様　丸っこい体格だから逃げやすいのかもしれません。
今まで　ハタタテ２匹・アケボノ１匹を犠牲にしてしまったのは　どちらも細長いハゼで
岩とサンゴ砂の間に入って寝る習性があるせいか　寝込みを襲いやすかったのかもしれません。

とりあえず　こいつは濾過槽であるサンプの中に流刑の刑となりました。
これで　もう一度ハタタテとアケボノを入れても大丈夫かしらね？