手作り自動給水器

さて・・・　水槽の水は徐々に蒸発をしてしまい　海水の塩分濃度が濃くなっていってしまいます。
大きな水槽では　さほど神経質になる事はないと思うのですが
私のような小さな水槽では　２～３日で水位が１センチ程度下がってしまいます。
これから大型連休を向かえ　長期で留守にすることも考えられるので　
ネット検索で色々と調べてみました。

餌やりは　自動餌やり器が色々と販売されているので　問題なし。
照明も　設定した時間に自動でON/OFFが出来る装置が売っているので　これも問題なし。
でも　自動給水器だけは　無いんだよねぇ・・・あっても　目の玉が飛び出るくらいお高い！（^◇^;）
こんな小さな水槽に大掛かりで高い装置をつけるつもりはないしぃ
それだけのお金があったら　レンズかカメラのサブ機を買いますがなぁ～～～！（笑）

検索の結果　ペットボトルを使って手作り給水器を作るというものにHITしました♪
その中でも　比較的簡単に作れそうなものを作成してみる事にしました。



原理は　こうです。（拙いお絵かきですっすんません！）

大気圧を利用した原理は簡単で納得です♪（笑）
水槽の水が減ると　水面に設置したチューブが水から離れて
空気がペットボトルの中に供給されます。
そうすると　その分だけボトルの中の水が出て
水槽に水を供給します。

水位が上がり　空気用のチューブが再び水で蓋をされると
ボトル内は空気の供給が無くなり　水が出なくなるのです♪




まずは　ペットボトルのキャップにチューブ用の穴を２つ開けます。
DIY大好き人間の私～♪　My電動ドライバー工具が　役立ちました（笑）
チューブがギリギリ入る大きさの穴あけ用を選択して　綺麗に簡単に開ける事が出来ました。

　　　　　　　　　　

その穴にチューブを差し込んでみると・・・　どうもしっくりといかない(；´ｃ｀；)ウゥ・・・
柔らかいエアーチューブゆえ　ボトルの中で波打ってしまうし　安定しません。　（左下写真）

         

そこでひらめきました♪　ストローを使ってみてはどうかしら？（￣ー￣）にやり・・・
ちょうど良い事に　家にあった曲がるストローにチューブがピッタリと入ったんですぅ♪
先の方が曲がるので　ペットボトルの形が多少変わっても　曲げて対応できるもんね！
ピッタリ入ったとはいえ　空気が漏れたら元も子もないので　しっかりと内部で接着をしました。
接着剤には水に強くて無溶剤のシリコンポリマー成分の物を使いました。　（右上写真）

そして　水面に接する側にもストローをつけました。　
こうする事で安定して水面に接してくれると思います。　
一番肝心なキャップ部分の接着も　これでもか！っつうくらいに接着しました（笑）　（右下写真）

　　　　

さて・・・ペットボトルは逆さにして設置するのですが　天井から吊り下げるのもカッコ悪いし
万が一落っこちたら目も当てられない・・・
それで　こんなものを考えてみました。　別のペットボトルの下半分を切り、
横にチューブを出す為の窓を作って　逆さにした本体をはめ込むようにしました。
切ったボトルが受け皿になり　もしも水がキャップから漏れても少しは対応できますし
ギザギザ部分が本体をきっちりと受け止め　結構な安定感があります♪
キャップから出てる２本のチューブは遊ばないように結束して　これで準備OK！！
これは　中々のアイディアだったかも♪♪　ムフフ～（*＾＿＾*）　　（右上写真）

そして　これが完成品でーーーーす♪

　　　　　　　　　　　　　　　

出来上がったものは　外付けフィルターの上に置く事が出来ます。
ちょうど良い具合に水面よりも高いので　これはうってつけですねぇ♪

水面に接する部分に曲がるストローを使ったことで　安定して水面に垂直に接してくれてます。
何かの拍子に動いてしまわないように　水槽ガラス面に固定するのも楽ですね。
しっかりと接着した事で　水漏れの心配もなし♪　大成功でした！！　(。^－')ｖ　

***　追記　***
水面に接する方のストローの先端を　斜めにカットしました。
こうする事で　ストロー先端部分の表面積が大きくなり、水の表面張力を弱められるので
空気が入りやすくなりました。
今のところ　完璧に作動しておりますぅ♪　（*＾＿＾*）